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大山田神社

大山田神社

長野県自然100選にも選ばれた社叢が広がる大山田神社は、約280種類もの南限・北限の植物が群生する貴重な自然環境を有し、推定樹齢800年の大杉がそびえ立つ神秘的な空間です。下伊那地域ではわずか2社しかない式内社のひとつであり、古くから人々の厚い信仰を集めてきました。

社殿は永正4年(1507)、下條氏7代・家氏が京都から招いた名工・吉村和泉守一門の手によって建てられました。その優美な構造は細部に至るまで繊細に作り込まれ、蟇股(かえるまた)や鼻木、妻飾りなど当時の中央の様式を色濃く伝えています。この相殿2社殿は国の重要文化財に指定されており、歴史と芸術が見事に融合した姿を今に伝えています。

さらに、約300年前から神社に伝わる「ギョウド獅子舞」は、東海地方の神楽獅子の流れをくむものとして県内でも珍しく、毎年多くの参拝者や見物客を魅了しています。豊かな自然と貴重な文化財が息づく大山田神社で、古の風情と神聖な空気をぜひ体感してみてください。

住所
長野県下伊那郡下條村陽皐4588
電話番号
0260-27-2183
アクセス
三遠南信自動車道 天龍峡I.C.、JR飯田線 天竜峡駅より車で25分、中央自動車道 飯田I.C.より車で40分