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りんごの有名な種類は?旬の時期や特徴・選び方を解説

りんごは甘さと爽やかな酸味が魅力の人気フルーツです。また、食卓を彩るだけでなく、栄養価の高さから健康維持にも役立つ果物として親しまれています。特に日本では品種が豊富で、産地ごとに異なる風味や旬を楽しめます。しかし種類が多いため、どのりんごを選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。

本記事では、有名なりんごの種類や特徴、旬の時期について詳しく解説します。また、りんごの選び方やおすすめの産地についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

りんごの種類はどのくらいある?

りんごの品種数は驚くほど多く、世界には約15,000種類、日本国内では約2,000種類ものりんごが存在しますまた日本では、冷涼な気候を活かした青森県や長野県が主な産地として知られ、国内のりんご生産を支えています。

りんごは品種によって味、形、色、大きさが大きく異なります。甘みや酸味のバランス、果肉の硬さや食感もそれぞれ特徴があり、選ぶ楽しさも魅力の1つです。

日本では、りんごはみかんに次いで2番目に多く収穫される果物であり、多くの家庭で日常的に親しまれています。一方、世界に目を向けると、中国やアメリカ、トルコが主要な生産国として有名で、これらの国々からも多様な品種が流通しています。

りんごの旬はいつ?

りんごの旬は品種によって異なるため、8月から11月にかけてさまざまな種類が楽しめます。早生種では8月下旬から市場に出回り始め、夏の終わりから秋にかけて旬を迎えるものが多く見られます。

りんごの魅力とは

りんごは、好みに合わせた味わいが楽しめることから、世代を問わず愛され続けている果物です。また、「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われるほど栄養価が高く、健康維持にも役立つ果物として親しまれています。

さらに、りんごは料理へのアレンジがしやすく、ジャムやアップルパイ、サラダ、ジュースなど多彩な使い方が可能です。加熱すると甘みが増し、食感も変化するため、デザートや料理のアクセントとしても活躍します。

有名なりんごの品種・種類

りんごにはさまざまな品種があり、それぞれに異なる特徴や魅力があります。ここでは、日本で特に人気のある有名なりんごの品種について、特徴や旬の時期を詳しく紹介します。

つがる

「つがる」は1930年に青森県で誕生した品種で、その食味のよさが高く評価され、1973年に正式に品種化されました。旬は9月上旬から中旬にかけての早生種で、主に青森県で栽培されています。

赤色の果皮に鮮やかな縞模様が特徴的で、味わいは酸味が豊かな甘みが広がります。ただし、軟化しやすいため、購入時には重みがあり、みずみずしさを感じるものを選びましょう。保存する際は冷蔵庫で保管するのがベストです。

シナノスイート

シナノスイートは、1978年に長野県果樹試験場で「ふじ」と「つがる」を交配して誕生し、1996年に品種登録されました。旬は10月下旬から11月中旬にかけての中生種で、長野県を中心に栽培されています。

果皮はつややかな赤色をしており、豊かな香りが特徴的です。そのまま食べると濃厚な甘みと果汁がたっぷりと感じられます。酸味がほとんどないため、甘みを好む人に特におすすめのりんごです。「つがる」に似た軽やかな食感を楽しめるのも魅力で、生食向きの品種として人気があります。

ジョナゴールド

ジョナゴールドは1968年にアメリカで誕生し、1970年に日本に導入されました。旬は10月中旬にかけての中生種で、主に青森県と岩手県で栽培されています。

この品種は、「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を交配して生まれ、酸味と甘みのバランスが絶妙です。酸味がやや強めなので、生食だけでなくジュースやお菓子作りにも適しています。また、保存性が高く長期間流通することも特徴の一つです。しかし、酸味の強さや栽培の難しさから生産量は減少傾向にあります。

ふじ

ふじは日本を代表する品種で、世界的にも広く栽培されているりんごです。日本国内外で非常に人気が高く、11月に旬を迎える晩生種に分類されます。主に青森県や長野県で栽培され、蜜が入りやすいことで有名です。

果肉には果汁がたっぷりと含まれており、芳醇な甘みが口の中に広がります。特に旬の時期に収穫されたものはジューシーで格別な味わいを楽しめるでしょう。

秋映

秋映は1993年に品種登録された長野県生まれのりんごで、「千秋」と「つがる」を交配して誕生しました。旬は10月上旬から11月上旬にかけての中生種です。

特徴的なのは、黒に近い濃い赤色の果皮で、完熟時にはより深みのある色合いになります。果汁が豊富で甘酸っぱい風味が魅力的で、生食に最適な品種です。また、甘みと酸味のバランスがよく、歯ごたえのある硬めの果肉も人気のポイントです。秋の味覚として人気があり、贈答品や家庭用として幅広く利用されています。

トキ

トキは1985年に「王林」と「紅月(ふじ)」を交配して誕生した品種で、主に青森県で栽培されています。旬は9月末から10月上旬にかけての中生種で、鮮やかな黄色の果皮が特徴的です。

果汁が豊富で、芳醇な香りと強い甘みを持ち、ジュースやお菓子作りにも適していますが、生食もおすすめです。台湾など海外にも輸出されており、中秋節の贈答品として高い評価を受けています。

シナノゴールド

シナノゴールドは1999年に品種登録され、「ゴールデンデリシャス」と「千秋」の交配によって誕生しました。長野県を中心に栽培されており、旬は10月下旬から11月にかけての中生種です。

黄色い果皮に小さな斑点があるのが特徴で、果肉は硬めでサクサクとした食感を楽しめます。甘みと酸味のバランスがよく、生食はもちろん焼き菓子にも適した品種です。さらに、シナモンのような香りがあり、深い甘みとしっかりとした酸味が楽しめます。また、保存性にも優れ、秋から翌年初夏まで流通するため長期間楽しめる品種です。

王林

王林は1943年に福島県で初めて実をつけ、1952年に品種名が決定しました。現在では青森県を中心に栽培されており、10月末から11月上旬にかけて収穫されます。「ふじ」や「つがる」に次ぐ収穫量を誇り、「りんごの中の王様」とも称されています。

黄緑色の果皮と軽い食感の果肉はジューシーで、強い甘みと芳醇な香りが特徴的です。酸味が少なく甘みが際立つため、生食に向いていますが、常温ではやわらかくなりやすいため冷蔵庫での保存がおすすめです。

ぐんま名月

ぐんま名月は1991年に品種登録され、群馬県で生まれました。現在では青森県や北海道などでも栽培されています。晩生種に分類され、10月下旬から11月中旬に旬を迎えます。果皮は黄色が基調で、日光を浴びた部分は赤く色づくのが特徴です。

甘みが強く酸味は少なめで、果汁が豊富でサクッとした食感を楽しめます。親品種である「ふじ」と比べると甘みがより強く、酸味が控えめですが、キレのある味わいが魅力です。熟すると蜜が入りやすく、香り高く風味豊かなりんごです。

有名なりんごの産地

りんごは地域によって品種や味わいに特徴があります。ここでは、日本を代表するりんごの産地とその魅力について見ていきましょう。

青森県

青森県は、日本有数のりんごの産地として知られ、全国のりんご生産量の約60%を占めています。生産量が多い理由は、冷涼な気候と豊かな自然環境といった特長があり、りんご栽培に最適な条件が揃っているためです。

収穫時期は、早生種が8月から始まり、晩生種が11月までと長期間にわたり新鮮なりんごが味わえます。青森県では多くの品種が栽培されていますが、なかでも「ふじ」は甘酸っぱいバランスのよい味で特に人気があります。

長野県

長野県は青森県に次ぐ国内第2位のりんごの生産地で、多くの品種が栽培されています。特に人気が高い品種は「秋映」「シナノゴールド」「シナノスイート」の3種です。

収穫時期は8月下旬から11月頃まで続き、青森県と同様に長い期間にわたって新鮮なりんごが味わえます。

さらに、長野県では品質管理にも力を入れており、見た目が美しく味も優れたりんごが市場に多く出回っています。

山形県

山形県は、日本有数のりんご生産地として知られており、特に「秋陽」というオリジナル品種が人気です。秋陽は酸味と甘みのバランスがよく、爽やかな味わいを楽しめるりんごとして評価されています。

収穫時期は9月から12月上旬までと長く、品種ごとに異なる風味を味わえるのが魅力です。この地域は昼夜の寒暖差が大きく、冷涼な気候がりんごの甘みを引き出すのに適しています。さらに、水はけのよい土壌と長い日照時間が、おいしいりんご作りを支えています。

りんごの選び方

りんごは品種や産地によって味や食感が異なるため、用途や好みに合わせて選ぶことが重要です。ここでは、甘みや食感、見た目などのポイントから、おいしいりんごを見つけるコツについて詳しく解説します。

甘みがある

りんごの糖度は一般的に12〜17度程度で、桃や梨と同じくらいの甘さを持っています。なかでも「トキ」は果汁が非常に多く、強い甘みを感じられる品種として知られています。ただし、旬が短いため、旬の時期を逃さず購入することが大切です。

「王林」は黄緑色の果皮が特徴で、軽やかな食感と強い甘みが楽しめる品種です。一方で、「ふじ」は甘みと酸味のバランスに優れており、幅広い世代に親しまれています。甘さ重視で選ぶ場合は、品種ごとの特徴を理解し、用途に応じたものを選ぶとよいでしょう。

食感がよい

食感を重視する方には、硬めでしっかりとした歯ごたえのある品種がおすすめです。「つがる」は甘みが強く酸味が少ないため、やさしい味わいとシャキシャキとした食感を楽しめます。「秋映」は甘みと酸味のバランスがとれており、パリッとした食感が魅力です。

また、「シナノゴールド」はサクサクとした歯ごたえが特徴で、甘みと酸味をしっかり感じられます。食感を楽しみたい方は、これらの品種から選ぶと満足度が高いでしょう。

見た目がよい

贈り物としてりんごを選ぶ場合には、見た目の美しさも重要です。「シナノスイート」は鮮やかな赤色の果皮が目を引き、特別感を演出できる品種としておすすめです。新鮮なりんごを選ぶ際は、ツルが太くピンと張っているものを選ぶとよいでしょう。皮にハリがあり、鮮度が保たれているかもチェックポイントです。

また、りんごを手に取ったときにしっかりと重みを感じるものは、果汁が豊富でジューシーな味わいが期待できます。

長野県下條村でおいしいりんごを味わえるところは?

長野県下條村は自然豊かな環境を活かして、おいしいりんごを栽培している地域です。ここでは、新鮮なりんごを楽しめるスポットや、加工品を味わえる施設が充実しています。ここでは、下條村ならではの魅力とともに、おすすめのスポットの一部を紹介します。

カネシゲ農園

長野県下條村に位置するカネシゲ農園は、りんごの栽培から搾汁、販売までを一貫して手がけている農園です。この農園では『FARM&CIDERY KANESHIGE』というブランドを立ち上げ、こだわりのりんご製品を開発・製造しています。

詳細はこちら:カネシゲ農園

うまいもの館(道の駅)

道の駅信濃路下條にある「うまいもの館」は、地域の特産品を豊富に取り揃えた人気スポットです。ここでは、下條ふるさとうまい会による旬の新鮮な野菜や果物、手作りのこんにゃくやしまうりの漬物など、地元の味覚を堪能できる加工品が多数販売されています。

また、下條村の村おこしの一環として、10人あまりのお母さんたちが開発した「そば万十」と「よもぎっ娘」は特に人気の商品です。「そば万十」は地元産のそば粉と小豆を使用したあっさりした甘さが特徴で、素朴な味わいが多くの人に愛されています。「よもぎっ娘」は、よもぎの豊かな香りが楽しめる生地に甘さ控えめの餡が包まれた一品で、地元の風土を感じさせるお菓子です。

詳細はこちら:うまいもの館

まとめ

また、長野県下條村では、カネシゲ農園のハードサイダー(シードル)やクラフトビール、道の駅「うまいもの館」では地元産の特産品や手作りのお菓子が人気です。新鮮でおいしいりんごを求める方は、下條村を訪れてその魅力を味わってみてください。

下條村の公式ポータルサイト『しもじょうWEBポータル』はこちら